コンバージョンするリワード広告の数が多いほど、ユーザーの起動回数、リテンション率、そして課金が着実に増えていくという調査結果が、Tajoyの最新のレポートシリーズ ”Maximum Impact Report”で明らかになりました。
サンフランシスコ(アメリカ合衆国) — 2018年4月17日 — 広告主やモバイルアプリデベロッパーに広告配信プラットフォーム(Maximum Impact Platform™ )を提供するTapjoyは、4/17に新しい調査結果を発表いたしました。本調査では、アプリユーザーがコンバージョンするリワード広告の数に応じて、起動回数、リテンション率、そしてアプリ内課金が増加することが分かりました。今までの調査が、リワード広告と課金やリテンションなどどいった特定の要素との関係に特化していたのに対し、今回の発表は、リワード広告のコンバージョン数がこれらの要素に与える影響を分析した、初めての内容となっています。
今回発表した”Maximum Impact Report: リワード広告がもたらすユーザーバリューへの影響”の調査で、20もしくはそれ以上の広告をコンバージョンしているユーザーは、コンバージョンした広告が5つ以下のユーザーに比べて、エンゲージメント率は98%、リテンション率だと76%、 さらに驚くべきことにアプリ内課金に関しては705%高いという結果が明らかになりました。
リワード広告は、動画広告の視聴完了や、様々なタイプの広告をコンバージョンする代わりに、アプリ内通貨がもらえたり特別なコンテンツにアクセスできるようになることから、”バリュー・エクスチェンジ広告”と呼ばれることがあります。Tapjoyが上位10位の規模のモバイルアプリを調査した結果、インストール後最初の2週間でユーザーがコンバージョンした広告の数と、その後30日間における起動回数、リテンション率、アプリ内課金それぞれの相関性に、明らかにプラスの影響があることが分かりました。最初に広告をコンバージョンする数が多ければ多いほど、ユーザーは課金をするようになり、アプリへのエンゲージメントが高くなり、結果として30日後にアクティブユーザーとなる傾向にあります。
“以前の調査結果は、広告コンバージョンとセッション、リテンション、課金などの要素との関係についてのものでしたが、今回のレポートは、広告エンゲージメントがどの程度ユーザーの価値に影響をもたらしているのかについて初めて示したものになります。” とDeveloper RelationsのSVPでGMであるBen Chenはさらにこう話しています。”これらの調査結果は、リワード広告がユーザーエクスペリエンスの機会を奪い、アプリのエンゲージメントを妨害し、さらにはアプリ内課金が減ってしまう、という主張を打ち消すものです。それどころか、初期の段階でユーザーと広告とを接触させ、広告をコンバージョンする機会を提供することの大切さを証明する結果となりました。”
ここでは、いくつかの興味深い結果をお伝えします。
リワード広告を実装することで、アプリ内課金についても収益増加が見込まれることから、ユーザーがアプリをインストールした初期の段階で、リワード広告とユーザーが接する機会を提供することがとても重要となってきます。さまざまなフォーマットのリワード広告を導入すること、カレンシーセールを開催すること、ユーザーにゲーム感覚で広告をコンバージョンさせる設計にすることなど、実現するための方法は無限大に存在します。今回の新しいレポートでは、広告コンバージョンを最大限増やす7つの方法もご紹介しています。